フルーツ券の広告は、今までにないような斬新で、効果的で、持続的な宣伝を行うことが可能です。具体的には、フルーツ券の裏面に広告を掲載できる、といったシンプルな広告手法ですが、広告に至るプロセスが革命的です。

フルーツ券の裏面広告を説明するには、フルーツ券の使い方を説明する必要があります。
フルーツ券とは、色々なお店で使える共通クーポンで、ミシンめに沿って半券を切り取って使用することになります。

そのため、フルーツ券の裏面に広告を掲載した場合、券の持ち主が店舗でクーポンを利用するまで広告物が持ち主の財布の中に保管されるということです。

従来の紙広告では、「すぐに捨てられてしまう」というのが常識でしたが、フルーツ券は長い期間消費者の生活のすぐそばで継続的に宣伝を行うことが可能なのです。

従来の広告は、主に消費者に対し、一方的な宣伝を行う側面が強く、消費者にとって広告は邪魔な存在と思われることも少なくありません。
しかし、フルーツ券の裏面広告は、消費者が好きなジャンルを選択することができるため、例えば「美容」に興味がある女性が持つフルーツ券の裏面には「美容」ジャンルの広告を掲載することができます。
要するにこれは、マッチング広告と呼ばれるもので、紙媒体の広告としては今までにない手法です。

消費者の関心や興味に一致する広告を宣伝することで、より効果的な宣伝効果を期待することができるのです。

また、反対に広告主が消費者を選ぶことができるのも、フルーツ券の広告の醍醐味です。
企業が宣伝したい商品のターゲット層に一致する消費者に、広告を掲載したフルーツ券を提供するのです。
学習塾を例に出しますと、学習塾の宣伝ターゲットが「40代」「女性」「子育て世帯」だった場合、フルーツ券の無料申し込みを行う沢山の消費者の中から「40代」「女性」「子育て世帯」に該当する消費者にのみ、学習塾の広告付きフルーツ券を提供する、というものです。
要するにこれはターゲット広告と呼ばれるもので、顧客層に見合わない消費者には、初めから広告の対象から外すことができるため、費用対効果を高める効果があります。

また、どうしてこのように、フルーツ券の無料申し込みを行う沢山の消費者の中から、属性を絞って広告を配信することが出来るのかというと、フルーツ券申し込み時に消費者へアンケートの記入を依頼しており、そのアンケートをもとに属性の絞り込みが可能となっております。

消費者は広告を選択し、広告主は消費者を選択する。こうした双方向の働きにより、無駄がない広告を提供することが可能となります。
無駄がない、ということは、広告宣伝費における費用対効果を高めることができ、かつ持続的な宣伝がフルーツ券は可能なため、短期・長期で見ても、フルーツ券は企業にとって効果的な宣伝効果を得る有効な広告媒体といえます。